院長
村林信行

心療内科とは

 私たちはさまざまなストレスを感じながら毎日の生活を送っています。適度のストレスは、人々が成長するきっかけとなりますが、過度のストレスは健康を損なう要因となります。 心療内科とは、ストレスが関連している体や心の病気を専門とする科です。動悸・頭痛・下痢・便秘などの体の不調があり、体の精密検査をしてみたものの、はっきりした異常が指摘されなかった方、体の不調はストレスが関連していると医師に言われた方、不安感・緊張感・気分の落ち込みに悩まされている方、悩みごとがあり専門家に相談したい方、仕事がスランプ状態の方などが数多く受診される科です。
 ふだんの診察では、体の面ばかりでなく、患者さんの感情・考え方のクセ・行動の特徴などを評価し、各々の患者さんに適した問題の解決法を考えていきます。医師をはじめとする医療スタッフと患者さんがお互いの考えを述べあう機会の多いことが特色です。

昭和61年
東邦大学医学部卒
同年
東邦大学心身医学研究室入局
平成8年
聖路加国際病院心療内科
平成11年
横浜相原病院心療内科医長
平成16年
アーツクリニック大崎院長
● 専門
心身医学、産業医学
● 役職
昭和音楽大学客員教授、人間総合科学大学非常勤講師、聖路加国際病院登録医、日本音楽療法学会常任理事、日本うつ病学会評議員、日本ストレス学会評議員、日本行動医学会評議員
● 資格
精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医、日本心身医学会心身医療「精神科」専門医
● 著書
「働く人の心療内科」(双葉社)、「知人がうつ病になったとき読んでおく本」(三輪書店)、「テクノストレス眼症」(共著・中山書店)、「職場のメンタルヘルスケア」(共著・南山堂)、「標準音楽療法入門」(共著・春秋社)、「心身医学的ケアとその実践(共著・南山堂)